はじめてのWebサイト制作。ワクワクする反面、「ちゃんと作れているのかな」「これで合ってるのかな」と不安になることも多いのではないでしょうか。
実はWebサイトには、「これをやってしまうと、見づらい・使いにくい・読まれない」など、知らないうちに損をしてしまう“NG行動”がいくつもあります。
今回は、初心者の方がやりがちな「やってはいけないこと」を5つに絞ってご紹介します。
「とりあえず作ってみよう」と行動を起こすのはとても素晴らしいこと。でも、何のためにWebサイトを作るのかという「目的」がぼんやりしていると、内容や構成がブレやすくなります。
たとえば、自分の作品を見せたいポートフォリオのはずなのに、サービス案内がメインになってしまったり。情報があれこれ詰め込まれて、結局何を伝えたいのか分からなくなることも。
まずは「誰に、何を、どう伝えたいのか」を明確にすること。それが、サイト制作の第一歩です。
見た目の美しさはたしかに大切。でも、それ以上に大事なのが「使いやすさ」です。
たとえば、おしゃれなフォントを使ったものの読みにくかったり、メニューが隠れていて操作に迷ってしまったり。こうしたサイトは、どんなに見た目が良くてもユーザーがすぐに離れてしまいます。
ユーザーの目線に立って、誰でも迷わず操作できる設計を意識しましょう。
写真やイラストを使うとき、画質の良さばかりを重視していませんか?
実は、重すぎる画像はページの読み込み速度を遅くし、特にスマホユーザーの離脱を招いてしまう原因になります。
10MB以上ある高画質画像をそのまま載せてしまうのはNG。画像は適切にリサイズし、圧縮して使用するのが基本です。
「TinyPNG」などの無料ツールを活用すれば、画質を保ちつつ軽量化できます。
今やWebサイトの閲覧は、スマホからが主流です。それなのに、PCでの見た目だけを整えて満足していませんか?
スマホで見るとレイアウトが崩れていたり、ボタンが小さすぎて操作しづらい、という状態は意外とよくあります。
必ずスマホ表示もチェックし、レスポンシブデザイン(画面サイズに応じてレイアウトが変わる設計)になっているか確認しましょう。
どんなに丁寧に作ったWebサイトでも、誰にも見てもらえなければ意味がありません。そのために欠かせないのが、検索エンジンに見つけてもらいやすくする「SEO対策」です。
初心者のうちは難しく感じるかもしれませんが、まずは次のような基本を意識してみてください。
◉ページタイトルにキーワードを入れる
◉画像にはaltタグを設定する
◉h1やh2などの見出しを正しく使う
これだけでも、検索される可能性はぐっと上がります。
Webサイト制作でありがちな失敗は、「目的が曖昧」「見た目重視」「ユーザー視点の不足」など、ちょっとした意識の違いから生まれます。
完璧を目指す必要はありませんが、基本を押さえておくだけで、「見やすく、伝わる」サイトにぐっと近づくことができます。
「とにかく作る」から「伝えるために設計する」へ。
これからWebサイトを作る方は、ぜひ今回のポイントを参考にしてみてください。
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